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メジャーなアニメスタジオがいつも大ヒット作品を作っているのかというとそうではありません。
常に大ヒットは狙ってはいますが、狙っただけで大ヒットになるわけではなく、偶然の要素もあったり時代の要素もあったり、さまざまな要素があり、大ヒットになります。
それでは、ヒットしなかった作品はというと「目立たずに終わり」ます。
今回のポイントは「目立たない」というところです。
■成功の裏には失敗が多数あるが目立たない
東北ずん子プロジェクトをやってると「東北ずん子ちゃんはなにをやっても成功してすごいですね!」といわれることがあります。
いえいえ、そんなことはありません。
たくさん失敗していますし、失敗の方が多いです!
ただし、失敗は目立たないのでみんなが気にしていないだけ、なのです。
新しいことにチャレンジしていくのが東北ずん子プロジェクトの特徴なので、がんばったけれども流行らなかった、というものはいくつかあります。
たとえば、パワーポイントで東北ずん子ちゃんの漫画を作れるツールキットがありますが、これはまだまだユーザーが少ないです。
ちなみに、以下の動画のように簡単に漫画が作れます。
さて、上記のパワポで漫画が作れるきっと、失敗かどうかは置いておいてあまり目立ってはいません。
パワーポイントは企画書を書いたりするビジネスマンは使ったことのある人が多いですが、そうで無い人はパワポをあまり使わないから、というのが一番の原因でしょう。
あと、パワポでの3Dはシェーダーがいまいちなので3Dを可愛くするにはちょっと難しい、というのもあるかもしれません。
とはいえ便利なのと使いこなすとコンテンツをすぐにたくさん作れるので流行ってほしいものではあります。
このように、新しいチャレンジをしても「あまり大きな結果にならなかった」ということはよくあります。
悲しいことに、本当によくあります。
新しいチャレンジを繰り返すとこの手の目立たない、という状況はある意味失敗と言えるでしょう。
こういう状態を東北ずん子プロジェクトは何度も経験していますし、長く付き合ってくれているユーザーさんもそれを知ってくれています。
■失敗は目立たない
ところで、失敗をするのを嫌がる人は多いですが失敗して困ることは何でしょう?
投資が回収できないこと。
これは確かに大変です。
ただ、投資する以上はなにをやってもバクチ的要素は入ってくるものです。
とはいえ失敗を恐れてチャレンジをしないことは、なにもしないというリスクを背負うのでどうせならチャレンジしてしたほうが良いでしょう。
では、多くの人が失敗を恐れる理由はなんでしょう?
実は「恥ずかしいから」という理由があります。
失敗することは恥ずかしい、と思っている人、多いのです。
この恥ずかしい、という気持ちを取り外せばチャレンジがしやすくなります。
人は「自分はどう見られているのか」を思った以上に気にします。
そして、失敗をしている自分を見られることは恥ずかしい、だからチャレンジを辞めてしまう、という人は多いのです。
ただ、そもそもなのですが「どうせ失敗しても目立たず終わることがほとんど」です。
なので恥ずかしいと思っているのは自分だけで、そもそも失敗についても多くの人に気付かれません。
多くの人に気付かれる失敗なんて、法律違反とかそういう大炎上する案件くらいです。
だから、失敗は気にしなくて良いのです。
失敗しても気付いてもらえないのだから、恥ずかしくもないのです。
■成功していると目立つ
もちろん、やる以上は全て成功させようと思ってチャレンジをしています。
そして、成功するようにいろいろと準備をしてすすめています。
とはいえ、失敗というのはどうしても発生してしまうものです。
しかしながら、チャレンジをいくつか積み重ねるとそのうち大きな成功を得ることが出来ます。
そのときに「いつも成功してすごいね!」といわれるようになります。
成功は目立つからです。
上手くいくときは、みんなが話題になしてくれますし、みんなが「これは面白い!」と思ってくれているのでさらに広がるものです。
成功を手にするにはチャレンジをし続けるしかありません。
失敗を恐れてチャレンジを辞めるのではなく、失敗を恐れずチャレンジするような心構えを持つようにしましょう。
そのために、失敗は怖くないことを理解すること、ここが大事なポイントなのです。